2007年 08月 21日
かんがえろひと(というかオレ) |
美術においては、キュレーターという存在が独自の観点から、または、そのテーマに沿って共通のコンセプトを見い出した作家を集めて展示等を行います。そこには表現方法や手段、信念、人種等々様々な集まりになります。つまり、そのキュレーションによってその美術館の味が決まったりすると言っても過言では無いと思います。
音楽においては、楽器を演奏する人、歌を唱う人、DJする人、PC弄る人等する事は決まっています。
が、出てくる音は魅せる表現は多種にわたります。そこで出てくるのが「ジャンル分け」という名札のようなもの。これが有意義に活用されるのはレコード店のみだと思うのですが、どうやら現場においても根強く残っているようであります。
美術ではキュレーターの企画展でジャンルに絞ったものを考えたら、「書道だけ」とか「油絵だけ」とか「写真だけ」とかになってしまうのでは、と思うのは安易でしょうか?それが良いとか悪いという事を言ってるのでは無くて、美術は可能性が広いと思うのです。得に「現代」と大文字で名のつく美術は。それだけ許容のあるテーブルだからこその大変さもあるでしょうけど。
音楽では、一つのジャンルもしくは二つ三つくらいで収めないと、
「何のイベントかワカンナイ」「理解出来ないことやって何が楽しいの?」「あいつらヲタじゃねえ?」「あ、場違いなとこ来ちゃった」などなど様々な困惑の声が聞かれる事がしばしばです。それもまた然りなのですが、
『なぜ美術では様々ありとあらゆるモノが混在する事が楽しまれるのに、音楽にはそれが難しいのか』という疑問に繋がるのです。ジャンル等一つ共通しているものがあるという事だけで同列に扱う事ができる美術は、ある意味寛容で、ある意味暴力的であります。音楽にも(イベントにも)それが無い訳では無いが、一部ではちゃんと存在しているんです。しかし、一部の限られた感覚という中でしか存在出来ない(というよりもしヅライ)。どれだけのマジョリティーが迷惑しているかと思うとゾクゾクするけれど、マジョリティーにもマイノリティーの時期があったという事実。それは変わらない訳で、この触れる面積がどうにか広くなればと思うのです。
音楽という想像力と時間の芸術にも、もっと自由な楽しみ方がみんなで享受できるといいのにな。
と思いながら『秘密の宮廷ゴールデンタイム』や『CULT QUEEN'S GARDEN』を開催したりしているんですがね。もっともこの二つは音楽だけじゃ無くて沢山の要素を含んでいるので、目指しているのは全天候型可変先端パーティーですからね。
勿論これは話の取っ掛かりとして書いているので何かを結論付けるものでは無いです。
そして、ドドイッツは今週末8/24(金)@bubble、サブリミナル古典都市shiningsは来週末8/31(金)@arkにてライブがあります。固ッ苦しい事は抜きにしてここでは色んな一筋縄では行かない楽しみが待ってますので。会場にて僕と握手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
音楽においては、楽器を演奏する人、歌を唱う人、DJする人、PC弄る人等する事は決まっています。
が、出てくる音は魅せる表現は多種にわたります。そこで出てくるのが「ジャンル分け」という名札のようなもの。これが有意義に活用されるのはレコード店のみだと思うのですが、どうやら現場においても根強く残っているようであります。
美術ではキュレーターの企画展でジャンルに絞ったものを考えたら、「書道だけ」とか「油絵だけ」とか「写真だけ」とかになってしまうのでは、と思うのは安易でしょうか?それが良いとか悪いという事を言ってるのでは無くて、美術は可能性が広いと思うのです。得に「現代」と大文字で名のつく美術は。それだけ許容のあるテーブルだからこその大変さもあるでしょうけど。
音楽では、一つのジャンルもしくは二つ三つくらいで収めないと、
「何のイベントかワカンナイ」「理解出来ないことやって何が楽しいの?」「あいつらヲタじゃねえ?」「あ、場違いなとこ来ちゃった」などなど様々な困惑の声が聞かれる事がしばしばです。それもまた然りなのですが、
『なぜ美術では様々ありとあらゆるモノが混在する事が楽しまれるのに、音楽にはそれが難しいのか』という疑問に繋がるのです。ジャンル等一つ共通しているものがあるという事だけで同列に扱う事ができる美術は、ある意味寛容で、ある意味暴力的であります。音楽にも(イベントにも)それが無い訳では無いが、一部ではちゃんと存在しているんです。しかし、一部の限られた感覚という中でしか存在出来ない(というよりもしヅライ)。どれだけのマジョリティーが迷惑しているかと思うとゾクゾクするけれど、マジョリティーにもマイノリティーの時期があったという事実。それは変わらない訳で、この触れる面積がどうにか広くなればと思うのです。
音楽という想像力と時間の芸術にも、もっと自由な楽しみ方がみんなで享受できるといいのにな。
と思いながら『秘密の宮廷ゴールデンタイム』や『CULT QUEEN'S GARDEN』を開催したりしているんですがね。もっともこの二つは音楽だけじゃ無くて沢山の要素を含んでいるので、目指しているのは全天候型可変先端パーティーですからね。
勿論これは話の取っ掛かりとして書いているので何かを結論付けるものでは無いです。
そして、ドドイッツは今週末8/24(金)@bubble、サブリミナル古典都市shiningsは来週末8/31(金)@arkにてライブがあります。固ッ苦しい事は抜きにしてここでは色んな一筋縄では行かない楽しみが待ってますので。会場にて僕と握手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
by agagagagagagagaga
| 2007-08-21 23:50
| I Think