2007年 12月 31日
霜寒の候 |
世間は本格的に芝浜ですね。(変な日本語ですが)
落語はJAZZである。とは誰の言葉だったでしょうか?
落語=ジャズを僕が語るなんて大それたことは恐れ多くてとんでもないですが、僕が感じることは一般に思えるであろうことであり、それはアレンジ力であります。話を解釈し直して自らの味としてアウトプットする。編曲の見事さが、全体をどうみせるかということになります。演奏者のソロともいえる演出の部分は話のメロディーである人物描写。音楽におけるそれよりも実に生々しく現れます。人と成りが見えるというとが演者にとって、見る者にとって移入をして/させてくれるのか。それがどこに向うのかという小旅行、夢をみながらにしてその物語を見守っていくというような3次元の物語を完成させてしまうのですから。
前置きが長くなりましたが、立川流家元、談志師匠の芝浜にはそれがあった。家元は凄すぎるということが解っただけでも価値のある一年だった訳です。
当たり前のことが当たり前でなくなって、それを実感することが難しくなってきちゃった。それを実感するとありがてえ、なんて思うんだから。そういった時代で尚更ですよ。人の情や業ってのは本当に深いものですなあ。
皆さん本年は大変お世話になりました。良いお年をお過ごし下さい。また、新しい明日からよろしくお願い致します。
落語はJAZZである。とは誰の言葉だったでしょうか?
落語=ジャズを僕が語るなんて大それたことは恐れ多くてとんでもないですが、僕が感じることは一般に思えるであろうことであり、それはアレンジ力であります。話を解釈し直して自らの味としてアウトプットする。編曲の見事さが、全体をどうみせるかということになります。演奏者のソロともいえる演出の部分は話のメロディーである人物描写。音楽におけるそれよりも実に生々しく現れます。人と成りが見えるというとが演者にとって、見る者にとって移入をして/させてくれるのか。それがどこに向うのかという小旅行、夢をみながらにしてその物語を見守っていくというような3次元の物語を完成させてしまうのですから。
前置きが長くなりましたが、立川流家元、談志師匠の芝浜にはそれがあった。家元は凄すぎるということが解っただけでも価値のある一年だった訳です。
当たり前のことが当たり前でなくなって、それを実感することが難しくなってきちゃった。それを実感するとありがてえ、なんて思うんだから。そういった時代で尚更ですよ。人の情や業ってのは本当に深いものですなあ。
皆さん本年は大変お世話になりました。良いお年をお過ごし下さい。また、新しい明日からよろしくお願い致します。
by agagagagagagagaga
| 2007-12-31 17:02
| sabliminal